防犯カメラを実際に使用するには、カメラがあるだけでは不十分です。
ここでは監視するのに必要な、あるいはあると便利な機器をご紹介します。
まず、最低限必要なものは下記の機材です。
防犯カメラ本体
これがなければ監視システムは始まりませんね。
接続ケーブル
監視カメラが撮影した映像をモニターなどに送るのに必要です。
ブラケット(スタンド)
監視カメラを壁や天井に固定するのに必要です。
レンズ
これの種類により、監視カメラで撮影できる範囲や距離が変わってきます。
設置環境に最適なものを選びましょう
ACアダプター
監視カメラに電源を供給するのに必要です。
モニター
監視カメラの撮影した映像を信号を映像として映し出すものです。
家庭用のテレビでも十分に役目を果たしますが、より解像度の高い専用モニターもあります。
さらに実際に防犯カメラを設置する場合、設置環境により必要な機材がいろいろと増えてきます。
例えば……、
軒下・屋外にカメラを設置する場合
カメラを雨やホコリから守るハウジングにカメラを収納したり、防滴仕様のカメラを設置する必要があります。
複数台のカメラを設置する場合
同一のモニターで映像を確認するには、それぞれのカメラの映像を順次に写すスイッチャーや、画面を分割してそれぞれのカメラの映像を同時に映し出す画面分割器が必要です。
なお、画面分割器にはスイッチャーの機能もついています。
映像を録画する場合
家庭用のビデオデッキでも録画は可能ですが、録画のコマ数をへらすことにより長時間の録画が可能なタイムラプスビデオや、内蔵のハードディスクにデジタル録画し、ビデオテープが不要なデジタルレコーダー(DVR)があります。
他にもこんな便利な周辺機器があります。
カメラ回転基台
自動でカメラの方向を左右、もしくは上下に動かすことができる台のことです。
自動的に一定の動きをするものと、コントローラーにより方向を自由に操作できるものがあります。
赤外線投光機
通常のカメラでは撮影できない真っ暗な場所で赤外線を照射し、白黒映像での撮影を可能にする機器です。
ただしカラーカメラを使用している場合、カラーカメラに基本的に赤外線フィルターが組み込まれているため、赤外線を照射しても撮影はできません。
モーションディテクター
モニターに映っている映像に生じた変化を検知したときにアラームで知らせたり、タイムラプスビデオと連動して自動録画を行なうことができます。
トランスミッター
本来ケーブルで伝送されるカメラの映像信号を電波信号に変換し、ワイヤレスで離れた場所まで信号を伝送するための送受信機器です。
2021/3/31 更新
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